リユース市場視察in東南アジア

リサイクルショップに求められることが時代と共に移り変わり、物が溢れている日本から物への欲求が強い東南アジアへ中古品や不用品を流通させることがリサイクルショップの役割になると考え、東南アジアへ中古品や不用品を輸出を始めました。

現地の状況、求める商材、そして当店の出来ることのすり合わせと可能性を探りに5泊7日の駆け足で3か国(タイ・ベトナム・カンボジア)を視察して来ました。

■タイ:バンコク・パタヤ
現在、リユース品コンテナはフィリピンからタイへ移行しているようで大量のリユース品がタイに流れているようです。
ここ2・3年で日本のリサイクルショップも多く進出しています。
日本からの中古オフィス家具を専門に扱っているリサイクルショップも出店していました。
家電製品は3年未満の商品しか輸入できない。

JETRO:タイ向け輸出規制

タイのリサイクルショップ IMG_5209

タイの現地リサイクルショップ IMG_5239

■ベトナム:ホーチミン
中古品の取引は全面的に禁止。実際はタイやカンボジア経由でベトナムに入っているようです。
タイやカンボジアの境界に市場があり、そこでも多くのリユース品の取引が行われているようです。
実際問題、ベトナムへの直接取引はできない。

ベトナム市場 IMG_5289

ベトナムに行けば、お金持ち気分満載です。
1万4000円をベトナム通貨ドンに交換したら、な・なんと!2,473,400ドン!!です。
コーヒー飲んでも、贅沢気分の12,000ドン(笑)

JETRO:ベトナム向け輸出規制

 

■カンボジア:プノンペン
ここ2年程で多くの日本のリサイクルショップが出店しています。
関税がタイよりも高いので、販売価格も高額で販売しています。
規制が少なく、これから経済発展していく国ですが、その分競争も激しい国です。

カンボジア カンボジア

 

 

◆ 総 括 ◆
日本で必要とされない品が海外で利用されることは良いことですが、高性能な日本の中古品が流通することはその国の産業を阻害することにもなります。
全てはバランスが大事です。

問題点として不用品回収業者から中古品とゴミとの見分けが付かない商品も多く流れているようで、格安コンテナとして流通していると聞いています。

回収業者はゴミ処分費の掛かる物品を格安コンテナとして輸出していると思われます。

今後、日本からリユース品の輸出の流れは加速していくはずです。当社は送り先の様子や状況を理解しながら、リユース品の輸出を行います。

JETRO:日本から輸出された中古製品

 

エガケン

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